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けれど何より私は生きているから

witchy1.exblog.jp
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2009年 11月 26日

図式

昨日、講演会で気にいった言葉があったのです。
(というより、社会福祉大会に参加したら、第2部が講演会だった。)

講師の方は 福島智さんという方でした。
この方は別名?日本のヘレン・ケラーといわれ…
9歳で失明、18歳で失聴された全盲ろう者。
今は、東京大学先端科学技術センター バリアフリー分野教授をされています。

お話しの中で、
ヴィクトール・フランクルの『意味への意思』の中の図式を引用されました。
フランクル自身が第二次世界大戦中、ナチスによって、
強制収容所に送られた経験を元に書かれたものだそうです。

『絶望』 = 『苦悩』 - 『意味』 
これは苦悩絶望が同じものではないということを示す。
絶望と異なり、苦悩には意味がある、ということ。

次に『意味』について考えると『意味』を左辺に移項して『絶望』を右辺に動かすと
『意味』 = 『苦悩』 - 『絶望』
となる。

『絶望』の反対は『希望』

ここから、
『意味』 = 『苦悩』 + 『希望』
という新たな展望が開ける。

苦悩の中で
希望を抱くこと、
そこに人生の意味があるのだ
と思う。

と…

by witchy_woman_1 | 2009-11-26 19:27 | 生活


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